page.19『屈辱』

4月…東応大学入学式。新入生挨拶、代表としてライトが選ばれる。同じく代表に流河早樹が選ばれる。流河早樹はアイドルと同姓同名、それはLだった。代表は入試トップの成績で入った者が務める。実はライトもLも全教科満点だったのである。

挨拶が終わった。Lがライトに話し掛ける。Lは、ライトの正義感と手腕を信じ誰にも漏らさないと誓うなら、キラ事件に関する重大な事を話したいと言う。ライトが「誰にも言わない」と適当に対応すると、Lが「私はLです」と名乗り出た。何を言ってるんだ、こいつ!?…必死に動揺を隠すライト。Lは、ライトがキラである可能性は5%未満だが、あの中では一番何かを感じさせたのでライトの調査を開始した。

席についたライトは考える。本当にLだとしても嘘だとしても、こいつに何もできない。こいつが死んだら「自分がLだ」と告げた相手、ライトに真っ先に疑いがかかる。さらに「流河早樹」は明らかに偽名、たとえ本当だとしてもアイドルの顔が浮かび、そちらを殺してしまうかもしれない。疑われているのは間違いない…今は何も考えずにすました顔をしていようと決める。

帰宅し、自分の部屋に戻ったライト。椅子に座るなり、「くそっ やられた」と叫ぶ。リュークが死神の目を勧めるが、それも無理だと怒る。どんな死に方でもLが死ねば警察はライトを疑う…Lをなめていた、とライトは言う。「私はLだ」と言うことは、Lにとってキラに対するかなりの防御であり攻撃でもある。さすがのライトもいい手だと認める。これから流河がどんどん接近し探ろうとしてくる…しかしこれは向こうも何もつかんでいない証拠。直に対決…全てを引き出しおまえ達を殺す。ライトに火が点いた。

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