page.22『不幸』

さくらテレビではキラの特番についての会議が行われている。出目川ディレクターはガセでもいいからネタを作れ、などと指示を出す。

一方、ライトとLは病院へ見舞いに行く。夜神局長を交え3人で会話を始める。夜神局長は自ら、キラではなく疲労によるものだ、と判断する。そして、竜崎がLであると証言した。ライトはやや驚くが、ここは冷静に父を心配する夜神ライトを演じる。ライトの疑いは晴れたのかという夜神局長の問い掛けにLは、かえって疑いが深まったと答えた。しかし、疑っているといっても容疑者レベルではなく、本当にわずかなものだと言う。Lはライトに、これまでの捜査の段階と、レイ=ペンバーの死から北村家と夜神家に絞ったことを説明する。ライトは、この状況なら疑われても仕方ない、と納得した様子を見せる。そして、自分がキラを捕まえて、キラではないことを証明してみせると言う。また、「父さんにもしものことがあったら僕がキラを死刑台に送る」という言葉を持ち出す。Lは、これが演技だとしたら臭すぎる…と考える。

Lはライトにキラをどんな人物だと考えているか尋ねる。ライトは裕福な子供だと答える。裕福な子供…いい線ですね、とLは言う。またライトは、中学生が一番妥当かな、と付け加える。するとLは、そうなると今対象となっている者で最も怪しいのは…「夜神粧裕」と言う。この言葉にライトはきれる。夜神局長は2人の言い争いを止めると同時に、粧裕がキラなどということは絶対にないと言う(リュークが、「ライトがキラなど絶対にない」とは言わないんだな、と突っ込む)。そして夜神局長は、キラは悪だが、本当に悪いのは人を殺せる能力だ、と言う。そんな能力を持ってしまった人間は不幸だ、と付け加える。夜神局長はできるだけ早く復帰すると言い、2人がそれを止めたところで、面会時間が終わった。

ライトはLに、キラじゃないと信用してもらえる方法はないか尋ねるが、Lはライトがキラでないのならそんなことをする必要はないと答える。Lは、普通そこまでして疑いを晴らしたいと思うだろうかと考える。ライトは自ら方法を提案するが、Lはキラでないのならそのうちわかることです、と答え、そして2人は別れた。Lが去った後、ライトはリュークに、ノートを拾って不幸だなんて一度も思ったことはない、と告げる。

数日後…さくらテレビには差出人不明の封筒が届いていた。封筒を開けると、中にはビデオテープと手紙が…。手紙を読むと、「私はキラです。」の文から始まり、ビデオを放映する順序、放映に逆らうなら社長から殺していく、などということが書かれていた。出目川ディレクターは当然のように、これを放映することを決意する。

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